<稲津(瑞浪):2025/12/13>
10:27 駐車位置
11:03 稲津
12:05 烏帽子岩
12:22 鉄塔116
12:45 鉄塔115
12:58 鉄塔114(小松洞山)
13:31 鉄塔113
13:48 駐車位置
(約6.5Kmの行程)
屏風山の南西方向にあたる稲津(三等三角点)と烏帽子岩を見に行ってみた。帰りは大牧鉄塔ルートで戻る様に周回したいので、百曲がり登山道入り口付近に車を置いた。少し車道を南に歩いて砂防ダムに向かう道に突入すると、地図通り二俣となり稲津北西の砂防ダム直下に出る事が出来た。トラバースしながらいくつか谷を越える…傾斜は緩く大変では無かった。到着すると保護石迄しっかり固められた稲津三角点がお目見えし、一つ目のミッション終了。この尾根には上にも下にもはっきりした道形があった。 次のミッションは烏帽子岩…グーグルマップでは牧場跡地の高みにあるようだ。もう一つ南の尾根にチェンジする為谷に下る。直接南の谷に下りるにはちょっと険しく、少し尾根を下って適当に急勾配を下って登り返した。ちょうど良い獣道が斜めについていた。地図では破線となっているこの道は、小広い幅で古道の様なつづら折りの道がありびっくり。こんな道には観音さんがお目見えするのではないかと思っていると、本当に400mあたりで廃仏毀釈にあった様な観音さんがポツンと立っておられた。 舗装された林道に出て少し歩いた所で左に入る切り開いた林道があり、これを利用し尾根に向かう。牧場跡の北あたりの高みに、見るからそれらしき えぼし形の奇岩が見えてミッション終了。牧場跡回り込むように登って行くと林道に出て、鉄塔巡視線からは快適な道となり、116、115、114(小松洞山)を通過…大牧鉄塔ルートに入りP500で鉄塔113を通過…沢に着地し林道に入ると、自分の車がすぐに見えてきた。次は百曲がり登山道を通過してみよう。
<稲津三等三角点…たまに堅牢なものがある>
<ちょうど標高300mにポツンと観音さん…おそらく廃仏毀釈の割れ>
<えぼし岩…現物を見る事が出来ました>
<114鉄塔の場所が小松洞山>
<迫間山・金毘羅山:2025/12/07>
08:43 駐車場
09:24 金比羅山
09:44 明王山
10:09 迫間山
10:35 迫間不動奥の院
10:54 駐車場
全行程(約4.5Km)
せきデジスタ9の最終スタンプを頂きに関の迫間山に行ってきた。10年以上前になるが各務原の蘇原駅から坂祝駅迄、各務原アルプスをたどった時の多大なダメージの記憶は思い出深い。金比羅山とのべぶり岩は未通過だったので、今回はこのコースどりにした。迫間不動側の駐車場から車道でふどうの花池駐車場~のべぶり岩、金比羅山(鵜沼村2等三角点)、明王山から迫間山に向かう。先ほど見えていた迫間山近くの電波塔近くを少し下ると八方坂峠…すぐ八方不動明王と鞍馬様を通過する。迫間山もまた景色は良い。石の階段を下り奥の院と側の滝を見学し駐車場に向かった。日曜日でもあり登山道や迫間不動には多くの人で賑わっていた。
<のべぶり岩>
<金比羅山から次に向かう明王山方面>
<明王山から迫間山方面…遠くに能郷白山>
<迫間不動奥の院の滝迄下ってきました>
<城山(上之保):2025/11/22>
08:45 駐車場
09:05 天神山
09:51 夫婦山 東峰
09:20 夫婦山 西峰
10:40 松本峠
11:15~11:40 城山
12:24 先谷登山口駐車場
12:48 上之保温泉駐車場
全行程(8.5Km)
せきデジスタ9の続き…上之保の温泉施設『ほほえみの湯』の第2駐車場の端っこに駐車し、上乃保小学校近く迄歩いてからコースに入る。天神山、夫婦山東峰と西峰と進む。山頂にはチェーンソーアートが置かれコースを盛り上げている。 松本峠には元禄のお地蔵さん…最後の城山は360度の展望があり、晴天に恵まれ視界良好…ここの三等三角点は、新しいので珍しかった。帰りは再び松本峠に戻り、宮野の集落方向に向かうとやがて林道に着地…終始整備された良い道だった。つぎに温泉施設を目指し、山頂割引を使って、温泉と食事でゆっくり過ごした。
<天神神社からコーススタート>
<城山山頂から御嶽方面>
<帰りの登山道入り口の様子>
<高賀山:2025/11/15>
09:00 駐車位置
11:50~12:20 山頂
13:10 加部峠
14:00 林道出合
14:28 駐車位置
(行程約8Km)
前回のここの登山記録は12年前で、展望の良い場所で再訪してみたいと思った山だったが、せきデジスタ9で再訪出来た。今回も坐骨神経痛が中々治らない私と相棒のカメペース。展望の良い山頂に着けば、今回も風の無い良い天気に恵まれた。 帰りは行った事が無い西尾根の加部峠へ下った。急で笹が立つがルートには刈り払いがある。途中、大きな岩の下をくぐる山門通過…しばらく歩くと笹が切れて快適な道となり、鉄塔の広い場所に出ると加部峠はすぐだった。峠からは高賀川の上流部に沿った谷道となるが、次々とピンテが呼ぶ。七つ滝分岐あたりの林道に出ると、明るくなって開放感いっぱい。林道は上部に鉄塔巡視線がある為か、斜面は間伐され明るかった。
<岩屋を過ぎた辺りから斜面の紅葉が映える>
<峯稚児神社による…ポイントゲット>
<白山と>
<乗鞍方面>
<山門通過で見上げる>
<970mあたりで振り返る>
<加部峠から左の谷へ下る>
<林道に出て振り返る>
<蕪山:2025/11/08>
10:20 駐車位置(21世紀の森公園)
13:10~13:45 山頂
15:50 駐車位置(21世紀の森公園)
(行程約8.8Km)
過去の記録では10年前の春に家族で登っており、下山は奥牧谷コースのバリエーションコースを選択して大変だった事とカタクリの咲く季節だった記憶があった。今回は、せきデジスタ9を意識して再訪…相棒と坐骨神経痛中の私とのカメさんペースで出発。標高800mあたりからの紅葉は天気も良く美しかった。出発が遅かったものの板取川温泉にも寄る事が出来た。
<株杉の森>
<870mあたりの紅葉>
<白山方面>
<山頂>
<高峰山(ちんの峠から):2025/10/30>
11:14 ちんの峠
12:14 高峰山
13:10 ちんの峠
(行程約5Km)
この山は個人的な古地図調査で昨年は何度も足を運んだが、今年は初めて…少々飽きがきたか。
平日でもありスライドする人はいなかった。高峰観音堂にお参りし、帰りは登山道途中からいつもの南の林道…比較的新しいこの林道にもススキが立ってきたが、
日差しがある時は暖かく明るい道。道中の花はコウヤボウキ、センブリとノコンギク…紅葉は黄色いシロモジが多い。
*** 出会った花 ***
コウヤボウキ、センブリ、ノコンギク等々
<コウヤボウキ>
<間伐の林床は落ち着いてきた感じ>
<山頂>
<麻布山~バラ谷の頭:2025/10/02~03>
(10/2)
05:16 野鳥の森
05:32 三森
05:51 ヒメシャラ東屋
06:41 ミズナラ東屋
07:28 麻布山
07:58 戸中山
08:49 前黒法師山
09:32 打越峠
10:00 シブロク歩道分岐
11:41~11;48 バラ谷の頭
11:51 日本最南2000mの地
11:57 もう一つの日本最南2000mの地
12:05~12:19 バラ谷の頭
12:35~12:49 水場
13:27 バラ谷の頭
(10/3)
07:00 バラ谷の頭
08:08 シブロク歩道分岐
08:29 打越峠
09:34 前黒法師山
10:05 戸中山
10:22 麻布山
11:02 ミズナラ東屋
11:47 ヒメシャラ東屋
12:14 三森
12:25 野鳥の森
(約22.2Kmの行程)
<行程約22.2Km>
長く温めてきた案件で、やっと時間と天候がマッチし行く機会が出来た。 前日の14時に出発点の野鳥の森広場に着いた。途中、布滝の宿屋さんやカモシカと森の体験館の廃業を知ったが、いずれも過去に利用した場所であり、20数年前の事ではあるものの再訪も楽しみだったので残念だった。 山住神社では人がおられ社務所が開いておりびっくり…山行の無事等をお願いした。時間があるので朝はゆっくり出発で良かったが、気持ちがはやりヘッデンスタート…ミズナラ東屋からは急登になり、深い谷が見える。リュウノウギク、フジアザミや葉紅葉したタニソバを見ながら、息を切らし登って行く。リュックがやけに重く感じるが、ちょっと晩酌の缶をつめすぎたか。勾配が緩やかになり麻布神社本社跡地…そろそろ山頂かと思いきや東屋まで行ってしまい、少し戻って分岐で麻布山三角点に到着した。続山旅徹底ガイドの全登頂となったが、特に感慨に浸る事も無く、次のバラ谷の頭へ向かう(感慨よりも晩酌が勝る)。前黒法師山を100m位標高を落としてから打越峠あたり迄、広い林床の景色は素晴らしい。シブロク歩道を抜け、標高1800mを過ぎた辺りから笹が目立ち始め、笹に隠れた障害物によろけながらバラ谷の頭の切り開きに到着。さっそく重い荷を降ろし日本最南2000mの地へ向かう。最初のコブにしっかりした木製の案内板があったが、その向こうにもコブがあり行ってみると同じ内容の古いプレートがここにもあった。 戻って黒法師岳方向のコルに向かって水場に行く。コルから水場はさほど遠くは無いが、コル迄の笹道は急勾配で大変だった。戻ってツェルトを張り、至福の食事タイム…持ってきたチューハイの缶は次々と消えた。虫のいない季節になり快適。 残りの明るい時間は持ってきた本を読む…次第にガスって寒くなり、ツェルトに入ると早々と就寝。この日は良い天気になった。次の日は曇りだったが、雲も高くまずまずの天気で遠くの富士山の山容もはっきり見えた。帰りも誰にも出合う事なく、静かな山行を終えた。
*** 出会った花 ***
フクオウニガナ、タニソバ葉紅葉、フジアザミ、リュウノウギク等々
<1500m辺りから振り返る>
<麻布山山頂>
<麻布山東屋>
<前黒法師山>
<どこまでも続く美しい林床>
<日本最南2000mの地>
<水場からコルを見上げる>
<鹿ノ平もなつかしい>
<バラ谷の頭の佇まい>
<黒法師岳の右奥に富士山>
<三方ノ根(稲武町):2025/09/15>
09:17 登山口
10:10 三方ノ根
11:45~12:50 駐車位置付近~井山ピストン
<行程約7Km>
面ノ木第1園地近くの駐車場から天狗棚を越えて行く。三方ノ根に到着すると少し戻って手前のコルから下って行く。道がかなり残っており下るには支障は無く、沢沿いの道で苔が良い景色を作っている。車道を横断し、適当に下るとすぐ整備されたハイキングコースに出た。登って行くと、駐車した場所近くになり、せっかくなので風力発電設備のある井山をピストンした。現在では井山への道路は閉鎖され、人を入れたくない案内板も立っているが、展望が良いスポットなのでもったいないと思うが。
*** 出会った花 ***
ヤマトウバナ、オタカラコウ、ヤマトリカブト、ゲンノショウコ赤白、マツカゼソウ、ツルニンジン、アズマヤマアザミ、アケボノソウ、アカバナ、ヤマホロシ等々
<三方ノ根の広い山頂>
<谷を振り返る>
<オタカラコウ>
<アケボノソウ>
<ススキのシーズン>
<井山山頂から…ここは設楽町エリア>
<岩伏山(設楽町):2025/08/31>
08:30 登山口
11:10~11:40 山頂
12:35 登山口
<行程約4.1Km>
岩伏砦跡のある設楽町の岩伏山に行ってみた。登山口は地元の方が管理された駐車スペースがあり、ルート、山の概要、鳥や花等のプレートが並べられて地元愛を感じる。神社の階段からスタート…登りは沢右岸を辿るほとんどが日陰になり暑さを避けられた。山頂周辺は自然林で道の駅で手に入れた稲荷ずしで昼食…涼しい風が吹き抜けた。
下山道は行きと様相がガラッと変わる。急で危険な場所もあるが、トラロープで確保され整備されており、恐ろしさは無い。見所も多く変化のある面白い山で、季節を変えて再訪したい。
*** 出会った花 ***
ミゾホウズキ、ヤマジノホトトギス、シコクママコナ、ギンリョウソウ、マツカゼソウ等々
<出発点の駐車場にいろいろな情報があり>
<道中の案内プレートも楽しい>
<休憩小屋だったのでしょうね>
<雰囲気の良い自然林の山頂>
<笠石…もう少し下ると『はな垂れ岩がある』>
<大栗山(稲武町):2025/08/26>
09:30 登山口
10:20 大栗山
10:40 月ヶ平
11:24 登山口
<行程約4Km>
ネットで見かけたオオキツネノカミソリの情報で、行ってみた。
駐車位置には数台の車…少し道路を進んで登山口へ。沢沿いの道には、小ぶりのクサアジサイがよく目についた。稜線に近づいたところでオオキツネノカミソリの群落があり、観察小屋もありました。私の行った頃は終わりに近づいていた様でしたが、まだいきの良いものがありました。観察後は大栗山から月ヶ平迄行ってから林道に下り、林道沿いの花を観察しながら駐車位置に戻った。
*** 出会った花 ***
クサアジサイ、ヤマトウバナ、オオキツネノカミソリ、シコクママコナ、キンミズヒキ、ミズヒキ、ゲンノショウコ、ヌスビトハギ、ウマノアシガタ、アキノタムラソウ、オニルリソウ等々
<登山道に入ると沢沿いの良い雰囲気…涼しいのも何より>
<オオキツネノカミソリの群落>
<アップ>
<シコクママコナ>
<クサアジサイ>
<二児山~黒河山~笹山:2025/08/09>
06:43 駐車場
07:34 天空の池
08:24~08:50 二児山西峰
09:00 二児山
10:16 黒河山
10:50 笹山
11:57 駐車場
(約12.3Kmの行程)
登山口駐車場の標高が既に1750mで、到着すると涼しいかぎり。万歳ネズミの場所となるこの地に以前から来ようと思っていた案件だった。塩川沿いの道からここまでの運転は長かった。車止めから少し登ると天空の池の案内がある。その先には広場があって、その最奥に案内板があるのだが、このルートがすぐ上部に戻ってきており、これは帰りに分かった事だが謎である。行きは鹿君の直登ルートで上部に登り、所々で林道を使いながら天空の池に着いた。二児山遊歩道案内には、車止めからここまで『ガタガタ道だからご注意…』とある(荒い息なんだが)。気を取り直して出発する。この先三山を林道を使いながらぐるっと回るルートで、アップダウンはそんなに無いが長いルートだ。 地図では破線だが、二児山の小屋と笹山の小屋間は林道になっている。二児山の小屋の横で小さな沢を渡り、少し登って二児山と西峰の分岐になるが、まずは西峰(二児だからね)…ルートはピンテがあって山頂にもプレートがあったが、展望は無い。北に岩があり登ってみると、わずかな展望…山頂に戻って南方向への尾根を 少し進んでみたが、良く踏まれている。もしかしてさっきの小屋からの道かも。高い方の二児山では北に展望があり、涼しい風が吹いていた。休憩後黒河山に向かう。歩いているとさっき歩いた林道が近いのでちらちら見える。稜線の西を巻くように歩道が作ってあり、周囲は苔むしていて楽しいが黒河山になると、ご馳走様という感じ。 黒河山からは広い倒木地帯があり、見通しが良い。笹山手前のコブから巻き道を進んで林道に降りた。やがて同じタイプの小屋が見えてくると、笹山山頂は小屋からすぐだった。 帰りは林道で天空の池近く迄戻り、斜面を適当にショートカットして駐車場に向かった。
<天空の池>
<二児山見えてきました>
<小屋ありますね>
<二児山西峰>
<二児山>
<こんな感じがずっと>
<黒河山>
<倒木地帯が続く>
<笹山>
<キベリタテハ>
<鬼ヶ城山(別尾根から周回):2025/08/03>
09:22 駐車位置
10:18 鬼ヶ城神社奥の院入口手前広場
10:45 P1032東のコル
11:56 P1200で東方向へ
13:04 P1320で北東へ
14:00~14:22 山頂
15:50 鬼ヶ城神社奥の院入口
16:20 駐車位置
(約7.2Kmの行程)
暑い時期であり山行きがおっくうになるが、信州ふるさと120山の鬼ヶ城山を選んだ。県道251号線の上氏乗のバス停近くに鬼ヶ城神社奥の院入口へ向かう案内板があり、これを進む。 大きな石が転がり、安易に道の膨らみに止めれないので、開閉可能な獣除けゲートを少し過ぎたあたりの道の膨らみに車を止めて出発。後から分かったが、登山口近くには広いスペースがあった。林道を歩かず鬼ヶ城沢川の左岸の獣道を辿った。知っていたわけではないが、覗いたら見えたから。 やがて林道と共に前述の広いスペースに出た。もう少し行くと登山口だが、P1032の東のコルから周回する事も考えていたので、そのコルに向かってみる。シカ君の足跡が沢の左岸のトラバースで、そのコルに向かう事が出来た。有難うシカ君。この先はヤセ尾根だが何故か良く踏まれており、藪らしいものは無く快調に進む事が出来た。1320mあたりでやけに大きな平場が登場した。ここで北東方向に向きが変わるが、特徴的な白い仮面の様な石があり目印になる。結局最後まで同じような調子で登って行け、変化が楽しいルートだった。 帰りは正規ルート…丁石と赤テープが案内してくれるが、上部はかなり荒れている。十一丁石で林道に降り立ったが、沢方向の階段を下りると、ここに十丁石があった。沢水で顔を洗う。帰りは林道を歩いた。栃城沢橋と朝日橋の間の壁から染み出る水は美味く生き返った。
<P1200を越えたあたり>
<1320mあたり>
<1410mあたり>
<山頂>
<山頂を去る>
<十六丁石まで下りました>
<新しい登山口道標>
<姥ヶ岳・倉ノ又山:2025/06/29>
05:20 平家平駐車場
05:53 大トチノキ
06:43 ブナ林のベンチ
08:10 姥ヶ岳山頂
09:45 ブナ林のベンチ
10:40 倉ノ又山
12:10 平家平駐車場
(約11Kmの行程)
福井県エリアにある姥ヶ岳は、冠山トンネルの通り初めと合わせて今年の案件にしていたが、花の時期には間に合わなかった。 行きに157号線の温見峠経由で行こうとして、道の駅うすずみ桜の里迄行ってから道路の不通を知った。合わせて折越峠経由も災害で通れず冠山トンネル一択となった。 馬坂トンネル経由もダメなので、藤橋の道の駅経由で行くとは、遠い道のりになった。帰りには158号線経由での岐阜への不通は、九頭竜ダム迄行って分かったので、これはかなりがっかりした。石徹白方面の道も不通なので、戻るにも冠山トンネルになってしまった。ただ九頭竜ICから高速道路であっという間に道の駅荒島に戻る事が出来た。これは知らなかったが、かなりの時間短縮。白鳥から九頭竜に入れないと、中津川方面からではかなり遠いエリアになる。前置きが長くなったが、災害による道路被害があちこちにあり、事前に調べてないと私の様にハマル。 土曜日を移動日に使い、日曜日決行。駐車場には朝早く一番乗り…まずは大トチノキ見学。ベンチのあるブナ林はすばらしい場所で、平地で見渡す限りブナ林…座ってしばらく休憩。水芭蕉群生地へ標高を落とした後、姥ヶ岳へ緩やかな林道が果てしなく続く。小広い山頂で食事。ブナ林のベンチに戻ってから倉ノ又山に寄る為、西に向かう林道を進む。きれいに管理されている。林道が戻る様に東に折れ曲がる地点から倉ノ又山に向かって突入すると、そんなに藪は酷くはない。三角点近くになると笹と雑木が手ごわくなったが、誰かが小さな切開きを作っており、三角点は早く発見できた。まだ新しい山頂プレートが転がっていたが、半分割れて無くなっており、獣が持って行ったんだろうか? 林道に汗びっしょりとなって戻り、駐車場に到着すると満車になっており、ここは人気がある様だった。
<大トチノキ>
<姥ヶ岳山頂>
<ベンチのあるブナ林の平…すばらしい>
<倉ノ又山三角点は薮の切り開きの小さなスペースの中>
<入笠山(法華道):2025/06/20>
(1日目 6/19)
09:35 赤坂集落入口
11:10 林道終点の案内板
11:40 分岐点
12:20 カンバの岩場
12:47 御所平峠
13:00 JA入笠ハウス
(下記小家主さんのご厚意で車の迎え付き)
14:30~15:30 高座岩ピストン
15:05~16:15 大阿原湿原経由首切清水
(約10Kmの行程)
(2日目 6/20)
05:10 JA入笠ハウス
05:50~06:40 入笠山裏表山道周回
08:15~08:15 入笠湿原&スズラン山野草公園周回
09:08 御所平峠
09:40 御所ヶ池
09:53 分岐
10:47 卯沢四等三角点
11:18 芝平諏訪神社
12:18 赤坂集落入口
(約18Kmの行程)
入笠山は富士見町からは何度か登っているが、ネットで法華道(ほっけみち:甲斐の国と信州高遠を最短で結ぶ道)を知り、行ってみたくなった。日帰りも考えたが行程が希薄になるのはつまらないので、一泊する事に決めた。山室川沿いの道で赤坂集落へ入る道近くの駐車スペースに車を止める。集落を過ぎ、右下に白い砂防ダム周辺を木々の隙間から見ながら、登って行く。要所にイラストの描かれた道標がある。やがて林道に出合うが、これを右に行くとすぐ終点となり案内板が設置されていた。 しばらく登ると下調べした分岐点にクリンソウの群落…倒れた道標もあるが、予定通り右方向のカンバの岩場に向かい、薄い道をしばらくたどる。そろそろ左に登る頃かなと思う場所に案内板が立っていた。登って行くと大岩の直下に歩道の一部であったであろう古い枕木とその横にシナノショウキラン。これを巻いて登ると、さらに上部に大岩が見えて登りつめると案内板があり、これがカンバの岩場だった。 ここから低い笹がある薄い道を登って行くと湿地帯になるが、古い歩道が自然に帰っている。やがて御所平峠の地蔵尊に到着。このあたりでは道がよく手入れされている。この後、JA入笠ハウスに向かいテン場の受付を済ませ、ご主人のご好意で高座岩やテイ沢を案内して頂いて、大阿原湿原を散策した後の迎えや、リクエストした風呂も準備して頂く等々…有難う御座いました。11月頃には閉鎖されるとの事…残念な話です。 二日目は薄暗いうちにカッコウの声で目が覚めた。まずは入笠湿原とスズラン山野草公園周回、入笠山は登らなくても良かったが、懐かしさもあり思わず表裏山道を周回してしまった。山野草公園の釜無ホテイアツモリソウは一体のみ見る事が出来た。 御所平峠に戻り芝平(しびら)への法華道…途中御所ヶ池に寄ります。ずいぶん下りますが帰りは登る途中に分岐点への道で復帰できる。サンショウゴヤ、ハバキアテ、廐の平、爺婆の石、門址屋敷、龍立場と史跡案内板が続き、卯沢四等三角点にも立ち寄って林道に下りた。ここまで美しい道と見所があり、飽きる事が無かった。山室川近くにやってくると立派な法華道の碑…ここから駐車位置まで一時間ほどだったが、ここは大変暑かった。
<上部で出合う林道終点の案内板(1480m付近)>
<カンバの岩場方面との分岐点にクリンソウ群落>
<ここからカンバの岩場への急登>
<しばらくこんな感じ>
<カンバの岩場到着>
<カンバの岩場と御所平峠の中間地点>
<御所平峠>
<高座岩に乗って展望>
<テイ沢の橋は手入れされてみんな綺麗>
<大阿原湿原案内板>
<入笠山山頂…早朝なので誰もいません>
<すずらん山野草公園に移動 ニッコウキスゲ>
<アマドコロ>
<釜無ホテイアツモリソウ…一つだけ残っていた>
<イカリソウ>
<スズランは沢山あるが時期は過ぎたものが多い>
<ササバギンラン…数体見かけた>
<御所平峠から芝平へ>
<御所ヶ池>
<シナノショウキラン数体見かけた>
<厩の平手前で振り返る>
<龍立場付近は松林>
<高みに卯沢四等三角点>
<法華道の碑>
<簗谷山:2025/05/11>
07:00 駐車位置
09:00 山頂
10:30 駐車位置
(約5.8Kmの行程)
記録によると1997年と2007年に訪れている。自然豊かな山であり以前からまた訪れたいと思っていたが、花の時期に合わせ、やっと三度目のチャンスが出来た。早くクマガイソウの様子が見たいので南尾根ルートからスタート…良いタイミングだった。この環境が続いて欲しい事を祈るが、暑さに弱い種族なので温暖化の影響があるのかも。小鹿の涙を過ぎた次の谷辺りでは盛りのシロヤシオ…ヤマシャクヤクもお出ましし、いくつか開いていた。山頂のナツツバキと立木は無くなってしまったか…あれだけ新しかった双眼鏡はずいぶんと古び…しかしまだ存在していた。帰りの沢を渡る辺りでは、ほとんどのヤマシャクヤクは実となっていたが、少し上に本日一番カッコイイやつがいらっしゃった。振り返って、上部のブナ林と林床に別れを告げ、駐車位置に向かった。今日は沢山の登山者と出会い、駐車場は満車状態だった。
<クマガイソウ>
<ヤマシャクヤク>
<山頂>
<ブナ林を振り返る>
<鳩吹山城跡(小黒原):2025/04/18>
14:50 駐車位置
15:51 山頂
16:40 駐車位置
(約4.6Kmの行程)
ここに来る前に有賀峠の矢ノ澤湿原に寄った(ザゼンソウの多くは終わっていた)ので、出発が15時近くになってしまった。近隣の方の話では、鳩吹山城跡への登山入口のザゼンソウ群生地は、残念ながら木道崩壊によって立ち入り禁止との事。この場所から少しだけ林道を進んだ食害ゲート手前の膨らみに車を止めた。 ゲートから少し行くと、古い山火事予防の看板と共に左に林道が分かれ、その少し先に横山登山口と書かれた案内板の方向へ進む。よく整備されており踏み跡もしっかりある。カタクリの葉が沢山あり、花の時期は綺麗なのだろう。林道に出てから少し登った所で再び林道の末端となる広場があって、ここから登山道はさらに続いている(標高1280m)。後から分かったが、ここまで車が来られるのは山頂がパラグライダーのテイクオフ場になっている。おしゃれな鐘のオブジェまである広い場所から、霞んだ空に甲斐駒、仙丈ヶ岳…後方には毎年訪れている経ヶ岳等々が見えた。江戸時代では高遠城の狼煙台であっただけに展望の良い場所。この先を登って木曽駒方面に行くのも悪くないが、その時は来るのだろうか?
<山頂は広い>
<テイクオフですね>
<ダンコウバイ>
<ニッコウネコノメソウ>
<コガネネコノメソウ>
<茶臼山&アテビ平:2025/04/12>
08:18 駐車位置(矢作川源流近く)から茶臼山戻ってアテビ平へ
10:44 駐車位置へ戻る
(約6.7Kmの行程)
駐車し矢作川源流を横切る小道を通り茶臼山へ向かう。アテビ平だけでは、やっぱり距離が短すぎなので行く事にした。次はアテビ平に車を移動しようかと思ったが、歩く事にしてどんどん下って行く。帰りは登りになってしまうが。 ザゼンソウは3株…歩道を進んだ奥でミズバショウに1株出会う事が出来た。馬の丞という案内板が気になり行ってみた(けっこう離れている)が、歩道がコブを回り来た道を戻る様になっている場所がそうなのだろうか?。説明板を見落としたのかと思いもう一度回ってしまった。…?の場所となった。駐車位置に戻るとよく晴れて南アルプスの景色が映え、沢山人がいた。26年前の記録を見ると季節は6月 アテビ平には行かず萩太郎山へ行ったようだ。
<茶臼山山頂>
<ザゼンソウ>
<水芭蕉>
<ヒメカンアオイ>
<帰りの道でトサミズキ>
<鞍掛山(ふりくさ道経由で周回):2025/04/09>
10:18 四谷千枚田駐車場
10:50 ふりくさ道入口
12:00 仏坂峠
12:40 びんぼう山
13:40 鞍掛山最高点888m
13:54 鞍掛山
14:38 かしやげ峠
15:00 四谷千枚田展望台
15:20 四谷千枚田駐車場
(約8.8Kmの行程)
鞍掛山は27年ぶり。千枚田駐車場に止めたものの、ふりくさ道入口をめがけて行くので標高は下がっていく。
もう一度通って不明点を探そうとしたのだが、15番観音あたりからの倒木がいやになり、高巻きのついでに斜面を登りあげ、いっきょに28番観音に到着した。これなら峠の駐車場に行った方が良かったかもしれないが、いくつかの不明点は解決できた。仏坂峠から少しだけ下ってみるとやはり反対側の田代側にも32番観音さんがいらっしゃった。びんぼう山手前に地図で表されないギャップがあったがスリングベルトが設置されていた。びんぼう山からはルートが急に右方向になり下って登り返す。次のコブは巻いているので助かる。大代峠にはユリワサビのみが咲いていた。888mの鞍掛山最高点は景色と日当たりが良く、お弁当ならここだろう。鞍掛山の三角点を通り過ぎ東屋へ行くと、ここも宇連山同様にかなり傷んでおり屋根が湾曲して、かろうじて建っていた。三角点に戻って、かしやげ峠まで下る。しばらく植林で景色は面白くないが、千枚田の展望台に着けば好展望と上天気…なんといっても桜が満開で素晴らしかった。
*** 出会った花 ***
桜、コブシ、キランソウ、オランダフウロ、クサノオウ、スルガテンナンショウ、ツルニチニチソウ、ユリワサビ、カキドオシ、タチツボスミレ、イヌナズナ、ヤマエンゴサク、シキミ等
<仏坂峠>
<びんぼう山>
<鞍掛山最高点から高畑山方面>
<鞍掛山三角点>
<近くの東屋>
<かしやげ峠>
<千枚田展望台>
<近くの桜>
<カキドオシ>
<シキミ>
<苗木城址周辺:2025/04/04>
定番の苗木城址周辺 My散歩コース(約4.5Kmの行程)を歩く…林道、お化け岩、弁慶岩、化粧岩、桜公園、おぢゃう桜(ヒガンザクラ)と回りました。花の季節がやってきて、散歩が楽しくなりますね。
<飛びかう蝶はみなテングチョウ>
<タチツボスミレはあちこちに>
<シハイスミレに>
<ニオイタチツボスミレ>
<カンスゲ>
<梅の良い香り>
<ソメイヨシノが咲き始めました>
<記念植樹のカワズザクラ>
<日当たりの良い場所でツツジ>
<ちょっと町よりのおぢゃう桜はヒガンザクラ>
<小白山:2025/03/24>
03:16 白山中居神社駐車場
14:56 P915付近
06:24 杉山(三等三角点)
09:20 小白山北峰
10:15~10:50 小白山昼食
11:10 小白山北峰
13:56 杉山横の高み
14:56 P915付近
15:47 白山中居神社駐車場
(約12.8Kmの行程)
今回は、行けずじまいだった小白山に遠征。じじいの小白山日帰りです。 最初の急登は雪が緩んで難所となり、早々とアイゼンを出した。この後、しばらく緩い登りでP915付近を通過し、最後は急登となったが細い支尾根で杉山北の1170mのコブに着くと、目的の小白山が遠くに見えた。杉山を往復し複雑な尾根をコブを越えて進む。途中にいくつかの巨木地帯があった。やがて綺麗なブナ林地帯…殻斗がいっぱいついて、ヤドリギには黄色い実…熊棚はいっぱい。 いよいよ最後の小白山の北峰に近づけば巨大な雪庇が割れており、この日に橋立峠経由から来ておれば撤退していたかも知れない。ここの通過は右と左に谷に向かってそれぞれクラックが入り、中心を歩く感じになる。最後はピッケルで雪庇を崩し登頂。西の三ノ又谷を覗くとずいぶん雪解けが進んでいる。ここから方向を変え、小白山に向かうが、一部はブッシュが出ていた。下部を確認しながら慎重に歩を進めた。照明のついた様な踏み跡がいくつか出来たが、帰りにも通るので持ちこたえてほしい。 この間の後半は雪庇を見上げながらのトラバースで、問題無く小白山に登頂した。山頂から少し下った場所で風を避けて、展望をおかずにした昼食は素晴らしかった。 この日は南よりの暖かい強風を浴びながら、二度目の核心部分の通過をこなし、振り返りほっとする。 帰路はゆっくりと、アイゼンのまま下った。いくつものポイントで休憩しきりだったせいか、駐車場では体が楽だった。帰り道 郡上八幡あたりは雨で、家に戻ると激しい雷雨となった。
<杉山>
<セッケイカワゲラのアップ>
<小白山北峰を振り返り野伏ヶ岳方面>
<小白山…経ヶ岳方面をバックに>
<小白山と自分のトラバースを振り返る>
<雪庇の下側通過>
<北峰へ戻る>
<北峰の割れた雪庇通過で振り返る>
<さて下りますが両側にクラック…そろりそろり>
<杉山近く迄戻りました>
<石徹白川上流方向>
<横山岳:2025/03/01>
04:35 駐車位置
07:45 阿曾谷(3△)
09:30 横山岳(東峰)
10:00~10:30 横山岳
11:00 横山岳(東峰)
11:45 阿曾谷(3△)
13:10 駐車位置
全10.2Kmの行程
遠征登山 横山岳です。テンクラAなのでコンディション期待大。 金居原集落北の国道303号沿いにある道膨らみに駐車し、4時半ヘッデンスタート。すぐ近くの尾根尻にあたる林道の小屋裏から出発…雪が思いのほか緩くワカン装着スタート。この支尾根には最近のスノーシューの薄い跡があった。融雪が進んで沈み込みが大きい。 P722に至る急登はワカンを蹴り込みながらの登りで汗だくになったが、天気と展望素晴らしく励みとなる。横山岳東峰を過ぎ、大きな雪庇横を通過すると小ピークを越えた先が終点だった。 素晴らしい展望とともに、山頂での弁当とビールは格別だった。帰りに7人程の登山者にすれ違ったが、今日でしっかりしたトレースが出来上がった。それにしても今日は暑い日になった。
<阿曾谷(3△)頂上通過>
<トレースを振り返る…左に蕎麦粒山や権現山等が見える>
<横山岳(東峰)通過>
<雪庇の奥に横山岳>
<山頂>
<さようなら>
<自分のワカンの沈み込みにはめながら戻ります>
<能郷白山や遠くに白山>
<帰りも気を付けます>
<イワガラミのドライフラワー>
<かなり戻りました…いつの日かまた>
<高畑~仏坂峠周回(ふりくさ道経由):2025/02/22>
07:00 駐車場
08:00 二つ目の炭窯
08:23~09:30 P646西鞍部から高畑(海老)ピストン
10:50 海老峠
11:26 仏坂峠
12:50 駐車場
全8Kmの行程
四谷の千枚田にふりくさ道とカンバンタの案件でやって来た。上六橋手前の高畑山用駐車場に車を置き、ふりくさ道へ入る。 ふりくさ道、カンバンタ、高畑をピストンして海老峠に行き、東海自然歩道で仏坂峠経由でふりくさ道を下るというおかしなコース計画だが、いろいろと見たい場所をパッケージした。歩き始めると8番観音さんを過ぎたあたりで上部から視線を感じると役行者さん…ビニル紐でお顔が縛られ痛々しいが、本格的な修理が望まれる。カンバンタ方面の沢に入るという思いで早々にふりくさ道から離れたのは失敗だった。帰りに分かったが、もう少し上部に石積みの橋跡があり、最初の炭窯の位置を考えるとこれが昔の道なのだろう。 しばらく沢を進むと広くなったあたりに炭窯跡があり、古い石積みの道が続いた先に二つ目の炭窯跡があった。ここから谷がせまり荒れて道らしいものが無かったが、とりあえずP646すぐ西の鞍部に向かい谷底を巻いて進むと植林の緩やかな勾配の広がる場所に到着したが、ここがカンバンタという場所なのかは分からない。昔の暮らしからすれば旱畑とか焼き畑ではないか?…つまりバンタはバタで畑?…等と想像しながら周囲を見渡す。道に関しては地形も変わる遠い昔の事ではあるので、浸食され無くなっていてもおかしくはない事だと思う。 ここからまず高畑へのピストン…この鞍部からコブ2か所には南側に巻き道があった。あとは薮無しで登山道合流点に到達した。途中の分岐に古いマーク有。登山道からはピンテもあってよく整備されている。山頂の帰りからみるみる雪が積もりだし、下りの岩稜部はいっそう危険地帯になった。途中でチェーンアイゼン装着。 戻って次は海老峠…直接鞍部からP646を巻く方向に道の雰囲気が無かったので少し上部へ行くと道形があり、これを辿った。これが古い道なのか獣道なのかは分からないがやがて消滅。高度を出来るだけ下げない様に歩きやすい場所を選び、いくつか沢を横切りトラバース…海老峠から派生する尾根尻を目指した。 尾根尻周辺は石ゴロゴロ地帯。ここは少し下れば地図上の川売方向の林道に向かえる場所。巨大な岩が立ちはだかり取り付けないので、北側の沢を少し登ると取り付きやすい場所があった。上部から見上げると崖は無く急だが、これで進めるだろうという決断。ザイル装備はあるが出さずとも手がかりが多いので順調だった。下りであればザイルを出して安全に行きたいレベルだと思う。雪が積もってきており、この先に難所が出ない事を願っていたが最後に大岩出現。ただ右から簡単に巻く事が出来、これを越しようやく緩やかになり海老峠のベンチが見えて安心した。 休憩もそこそこに仏坂峠に向かい、峠の33番観音さんにご挨拶…下りて行き30番観音さんでふりくさ道に進む。杉の枝葉等で歩きにくいが、なにより積雪が加わり注意しながらゆっくり進んだ。釜滝のあたりは観音さんが集まり、ここの景色は素晴らしい。釜滝のいくつものツララや上部の不動明王のみえるケヤキの大木は見事。彫りかけ名号摩崖を見学後、前述の橋跡を見つけた。その他いろいろ不明点が残り、次の案件となった。
<ふりくさ道に入ります>
<最初の炭窯跡>
<石積みがしっかりと残っている>
<P646西の鞍部に立つ…ここはカンバンタなのか?>
<高畑…海老三等三角点>
<海老峠…倒れている道標に通行不可と>
<仏坂峠>
<ここからふりくさ道に分岐>
<釜滝>
<りっぱな橋跡…最初の炭窯跡に近い>
<棚山&宇連山:2025/02/15>
07:50 川売棚山登山口
08:20 P740
08:40 P752
09:00 瀬戸岩
09:20 玖老勢村1
09:40 P758(棚山)
10:07 P760(最高点)
10:27 天岩(御料局三角点)
11:22~11:46 宇連山
12:57 川売棚山登山口
約11Kmの行程
棚山と宇連山の登山記録を見ると2002年で、久しい再訪だった。川売(かおれ)の集落の梅花はまだ早いが、ロウバイは猿ヶ岩の手前に咲いていた。登山口のゲート迄の林道情報は分からなかったが、無事手前の広場迄進む事が出来た。 棚山高原では、今回 半時計回りでピークを周回する計画なので、まずはP740へ向かう。アプローチは沢を進んだが、流れは無く藪無し。最奥で少々薮がうるさくなり横の斜面を登った。ピークから進む稜線は意外にも薮無し。葉裏に毛が多いホソバシャクナゲが沢山ある。なかなか木立から下界の様子が見えないが、P752手前に見晴らしの良い岩のピークがあり休憩。 旧キャンプ場を抜けて瀬戸岩に登る。玖老勢村1(三等三角点)は40m位下る事になるが立ち寄る。P758(棚山)、P760(棚山高原最高点)そして天岩(御料局三角点)の縄梯子を登って展望の良い岩上で休憩。 宇連山に着くとまずは月日が経って朽ちた東屋が印象的だった。周辺の立木が高くなり展望範囲も狭くなった様だ。この先を下って東海自然歩道の接続部分になるが、伐採区域が広がっており、これが案内板の工事の関係の様だ。2/28迄通行止めとあったので、ここから適当に林道に向かいショートカット…運よく容易に下りられる場所にあたった。あとは林道を下って駐車位置に着いたが、暖かく風が無い事が良かった。
<川売から林道で棚山登山口到着>
<瀬戸岩>
<瀬戸岩からの展望>
<玖老勢村1(3等三角点)>
<棚山山頂…続山旅徹底ガイドではこちら>
<棚山最高点としておきます>
<天岩…登ると岩に刻まれた御料局三角点>
<宇連山山頂…東屋が年季が入っている>
<740mあたりの東海自然歩道…工事終わってる?>
<猿ヶ岩と>
<近くに咲くロウバイ>
<苗木城址(高森山):2025/02/11>
09:15~10:54 駐車位置から周回
いつもの散歩コース…昨年は10回ほどここを散歩しましたが、今年はどうでしょうか。これで5.1Kmほどの行程で、まずまずの運動になります。天気は良いのですが、歩道が氷って危ない場所がありました。
<さくら公園側の池は氷が張っています>
<小秀山方向ですが中央に小さな白草山が見えます>
<こちらは笠置山方面>
<駐車位置へ戻ります>
<上小屋(恵那):2025/02/01>
09:53 道の駅 らっせいみさと
10:30 御嶽神社鳥居
10:33 佐々良木城祉道標
10:56 佐々良木城祉
12:00 上小屋(3等三角点)
12:44 丸草山(P579)
12:46 雨乞い岩
13:03 佐々良木(4等三角点)
13:24 だじゃの松
13:48 道の駅 らっせいみさと
約9.2Kmの行程
昨年 屏風山の北東にあたる小田沢に登った時、さらに北東尾根方向にも下草の無い尾根が見えたのでその続きを歩く事にした。アクセスを考え道の駅から林道小屋ヶ洞線を利用して佐々良木城祉と上小屋(3等)、丸草山(P579)と雨乞い岩を通ってだじゃの松に抜けて戻る約9Kmの行程の計画。 そばの郷らっせぃみさとに車を置かせてもらい、しばらく歩いて小屋ヶ洞線に入る。御嶽神社の鳥居を左手にさらに林道を進むと佐々良木城祉への道標。沢の土手にあったが傷んでいて分かりにくい。沢の左岸に渡ると道形が残っていて登りやすい。堀切を超え主郭となる急傾斜を登ると佐々良木城祉の白い標柱が残っていた。 ここから上小屋の尾根方向に行く方法は悩むがとりあえず道形のはっきりするP634方面に向かう、谷を渡る良い場所を探していると600mあたりでシカ道のトラバースがあり、これを利用して尾根に乗った。しばらくすると大岩があり、これが谷のシンボルの様だ。 気持ちのいい下草の無い自然林の尾根を進んで行くと、広い境内に八海山大神の碑が目に入り、その境内に上小屋三等三角点があった。やはり先ほどの小屋ヶ洞線の鳥居は方向といい、ここに通じるという事か。少し開いている木々の隙間に笠置山が見えていたので、その左に御嶽が見えているはずだが残念ながらよく見えない。南東方向に大岩が幾つか並んでいたので見学に少し下りてみた。特に2つに割れている大岩は面白い。 次はP579の丸草山…近くの雨乞い岩には白い標柱が折れていたものの金属の案内板が代わって設置されていた。このあたりは一面広い場所で、この先もしばらくなだらかに続く。佐々良木(4等三角点)に向かって東に向きを変えて行く。この辺りは南東側に短い笹が立つが北側には無い。白い標柱の立つ佐々良木の三角点の脇を通り、最後はだじゃの松で道路脇に向かうが、急傾斜で直線的には下りれないので、植林の中を下ると蓋のある水路だった。どうも山裾をぐるりと回って佐々良木の田んぼの方に向かうようだ。
<佐々良木城祉への道標…秘密の入口のような道標>
<渡ると道形があります>
<主郭の標柱>
<こういう場所も通過>
<上小屋の境内>
<明るい尾根歩き>
<雨乞い岩>
<佐々良木(4等)>
<水路>
<だじゃの松へ向かう>
<富士見台:2025/01/19>
10:00 神坂大檜駐車場
12:20 富士見台頂上
12:40~13:30 神坂小屋昼食
14:30 神坂大檜駐車場
(地図は省略 約6.2Kmの行程)
大檜駐車場から登山道で富士見台山頂…萬岳荘経由で戻った。 運動したいという事で、めずらしく相棒も冬山に参加。 山頂に着く頃には吹雪いており長居はせず、すぐ神坂小屋迄降りてお湯を沸かし昼食のラーメン&コーヒー。ルートにはトレースが沢山あり、長靴とチェーンスパイクで問題無かった。
<富士見台山頂…吹雪いてカメラも出したくないのですが>
<下山中>
<神坂峠…恵那山登山口方向>
<離山(豊根):2025/01/11>
09:36 出発
10:10 庚申沢の滝ピストン
10:28 登山口
12:00 山頂
13:00 下山口
14:19 駐車位置
行程約11.7Km
続山旅徹底ガイド(1996年)に掲載された山で、ようやく案件を消化する機会が出来た。この本ではもう一つ未消化の麻布山があるが、ここも今年の計画に入れている。 駐車位置から大入(おおにゅう)トンネルをくぐり抜け少し下ると分岐になるが、さらに下る方が行きの林道、左は帰りの林道。せっかくなので庚申沢の滝の寄り道。見に行くと近くまで道が残っており、最後は川床になるが滝壺迄アプローチは難しくはなかった。 林道に戻りしばらく進むと登山口。暗い杉の植林地を進む…峻険な急登のヤセ尾根のザレや長いトラバースの場所もあり要注意だが、新しいトラロープが設置されて助かる。頂上は展望が無く地味なのですぐ出発…北方向の林道豊富線に接続された下山道へ谷を回り込みながら尾根で向かう…進行方向が南に変わる後半の降り場所はジェットコースターの様…ここにもトラロープあり。下山口に『無事下山…』とあるがそのとおり。登山口から下山口迄ピンテが沢山あり迷う事は無かった。帰りの林道は長かったが、天気の良い中帰る事が出来た。
<まずは大入トンネルへ>
<庚申沢の滝>
<要注意長いトラバース始まり>
<山頂の佇まい>
<帰りの林道…これはタヌキですね>
<神坂大杉と大沢(4△):2025/01/02>
10:16~11:24 林道終点から大檜駐車場(時間は帰りのみ 往復で約4Kmの行程)
12:03 立杭林道ゲート(地図は省略 約7Kmの行程)
13:35 設備ゲート(立入禁止)
14:24 大沢(4△)
15:08 立杭林道ゲート
スタックしそうになりながら大檜駐車場に駐車したが、強清水に止めた方が無難だった。しかしながら、ここ迄来れた事は有難い事だった。ブルーモリスのスノーハイクで出発。森の巨木100に選定される神坂大檜にご挨拶を済ませてから、日差しのある林道終点あたりでコーヒータイム。場所を変え立杭林道ゲートから再びスノーハイク。未踏の富士見台の西 大沢1247.2m(4△)を見学。積雪に三角点の頭を見る事が出来たが、近くにシンボリックな大きく中が空洞の切株があった事は、ここに来た甲斐があった。
<出発>
<神坂大檜にご挨拶>
<林道終点>
<恵那山への稜線を見ながらコーヒータイム>
<大沢(4△)>
<シンボリックな大きな切株>